BlizzConline2021にて、オーバーウォッチ2のPvPについての情報が公開されました。
詳しくはこちらをご覧ください。
この内容に基づいて解説していきます。
オーバーウォッチ2のPvPの変更点
- ロール・パッシブの追加
- タンクロールの刷新
- サウンドシステムの刷新
- 武器の挙動の変化
- 新ヒーロー:ソジョーンの能力
について5点について話していきます。
ロール・パッシブの追加

ロール・パッシブというのは、ロールごとにパッシブ・アビリティが付与されることです。
タンクロールのヒーローはノックバック減少が付与されたり、撃たれても敵のアルティメットチャージがたまりづらかったりします。
DPSロールのヒーローは移動速度ボーナスがついたことでより柔軟に戦えるようになります。
サポートロールのヒーローはしばらくダメージを食らわなければ自動回復します。
マーシーのパッシブ効果を少し抑えた感じで設定されています。
タンクロールの刷新

より近接戦で活躍できるよう攻撃的に変更され、仲間を守る役割だけでなく、ダメージを出す要素が大きくなります。
例えば、ラインハルトはファイア・ストライクを2発撃てるようになり、よりアグレッシブにアビリティを使えます。
チャージもキャンセルできるようになったので、相手とともに自滅を覚悟をすることも少なくなるでしょう。
これまで以上に攻撃的にヒーローの能力を生かせるでしょう。
サウンドシステムの刷新

オーバーウォッチの開発当初は戦っている感じを表現するために銃撃音などに多くの時間を費やしていましたが、そのすべての要素を見直しています。
例えば、各ヒーローの近接攻撃も新しいサウンドを適用したことで、攻撃したときの感覚やエフェクトまで変更されています。
武器を使う感触をより直感的に伝えることを目的にサウンドシステムを刷新しています。
残弾が少なくなるとサウンドが変化し、感覚的にわかるようになります。
実際に様々な環境で本物の銃を用いて、銃撃音を録音し、それを編集しオーバーウォッチ2に落とし込んでいます。
屋外、市街地、倉庫、狭いトンネル、小部屋など様々なマップ、場所でサウンドが変化することで、リアル感を再現しています。
武器の挙動の変化

戦闘の本質的な要素をもっと前面に出すために、効果音のクオリティだけでなく、武器の挙動にも変化を加わりました。
自分が撃たれた時も瞬間的に伝わるようカメラが揺れたり照準の端にインジケーターが追加されました。
例えばソルジャー76の武器は強力なものとして表現したかったので、自分では扱いこなせないと思わせるくらいの迫力を出しました。
カメラの振動表現によって弾を発射するたびに体全体に衝撃が伝わる感覚でカメラが揺れ、銃撃の生々しさを表現しています。
新ヒーロー:ソジョーンの能力

オーバーウォッチのヒーロー達は武器タイプを基軸に制作されてきました。
例えば、ファラはロケットランチャー、ウィドウメーカーはスナイパーという風に。
他に足りない武器は何かと考えた結果、ソジョーンはレールガンを基軸に作られています。
レールガンは単発で発射されるため、このヒーローの強さはエイムスキルに依存するでしょう。